美しい瞬間に立ち会う、瞬間の点は線となり、やがて面となる。
その布で、なにを包もう。
白い白い雪のなかを、小走りで駆けると、白い白い吐息が雲みたいに視界をぼやけさせる。
わりとすぐ辿りついた木造の喫茶店で、あまりにも精巧な書物に出会う。
喩えるなら、趣向を凝らした和風創作。
細部にわたり、欠かせないエッセンスが詰まっている。
かといって、味が濃すぎるわけでもなく、出汁の余韻が心地よい。
たおやかな、なめらかな、すべすべとした手触りの字面をなでるように文章を摂取する。
たゆとう湯気のたつ、濃いめの美味なる珈琲を口に含む。
未来について、思う。
馳せる思いが、今日を創る。
夢は目標に。
目標は計画に。
計画は、立てる先から行動に変わる。
動いて、走って、目を開いて、手を伸ばして、掴む。
掴んだら引っ張って、その先へ。
Endress.
3,2,1,…Go!!!