[NIKON D70 NIKKOR 55-300mm(105mm)f5.6 1/500 iso1600 ]

深まり切る秋の終盤、隣県にて撮影。

折り紙を切り抜いたようなカラフルな葉っぱたち、

ぽかぽかとして暖まりそうな暖色系の色味。

黄色の奥に赤、赤の向こうに緑、緑の先に青空。

子どものころに読んだ絵本では、

色づく木々の葉は秋の入り口の代名詞だった。

季節の巡りがその速度を緩めたのか、

人の営みが前のめりのあわてんぼうになったのか。

なんにせよ変わらずに、堅実に、息を飲むような美しさを

広葉樹たちは魅せてくれる。